記録:斜視の手術 ~ついに来た!手術当日!!~

元気になりたい
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さて、入院初日の夜は、おかげさまでぐっすーり熟睡して、

あっというまに手術当日を迎えることになりました。

前回の記事はこちら。

記録:斜視の手術 ~入院初日~
入院初日の記録。時系列で追ってます。臨場感?!

起床時間の朝6時少し前、

廊下をパタパタと急ぐ看護師さんの足音で、うっすら目を覚まして、

ぼーっと周りを眺めていました。

「朝か・・・」6時過ぎると、部屋の電気がパパパッとついて、

いよいよ手術当日の朝になったことをぼんやりと考えていました。

※わたしの手術中の記述は、全て主観によるものです。

医療・医学的な正確さや手術内容を正確に記録したものではないことを

予めご了承ください。

手術前の点滴準備

電気がついた頃だったか、寝ぼけまなこのわたしのところへ、

看護師さんがいらして、

「手術用の点滴準備しますねー」と控えめに朗らかにおっしゃって、

前日に説明がされていたとおり、(そう、されていたんです)

手術中、何かしら、もし静脈注射、点滴等が必要になったときのために、

その準備をしておく、という処置がなされました。

点滴されたことがある方ならわかるかもしれませんが、

点滴針を実際血管に入れておくのではなく、

血管に筒みたいな管を挿入し、いざ注射が必要になったときは、その血管に入れておいた筒に、

針をつないで薬液を注入していく、ということですかね。

(※ごめんなさい。医療関係者ではないので、この説明には語弊があるかもしれません)

こう書くと、「何それー痛そうー」と思われるかもしれませんが、

これは柔らかいシリコン製の血管より細いもので、通常痛みはない、と言われています。

ただ、わたしは昔からこれが、めっちゃ、いってーーの。(矛盾)

少し気持ち悪かったらごめんなさい・・・点滴用の処置の図、こんな感じです

 

人生これまでに点滴も何度もしたことがあるのですが、まずこの筒を入れておくのが、

結構つらく、ズキズキと痛んで、毎回ガマンです。

しかも、点滴をすると、途中で血が逆流するか、詰まって点滴が落ちなくなり、

看護師さんを呼ぶと、

「あらあら・・・」と看護師さんが血管の違うところにまた刺し直したり、

はたまた、血管見えなさ過ぎて、手の甲から取ったりしてました。

一体これはどういう現象なのでしょう。

もしこれを読んでいる詳しい方いらしたら、ぜひ教えてください。

わたしは昔から採血関係、点滴関係、すごく苦労が多いです。

・・・話が逸れました。

と、そうこうしているあいだに、2日目の朝ごはんのお時間です。

繰り返しになりますが、

局所麻酔なら、食事の制限はありません。(よかった、ありがとう 涙)

朝も通常食でした。うまうま。

「これが最後の食卓かしら・・・」なーんて

少ししんみり、点滴用の処置が施された左腕を「いてて」を少し不自由に思いながら、

朝ごはんをもぐもぐと完食します。

歯磨きをしたら、もうすることはありません。

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手術前回診

あ、そうだ・・・

朝は、眼科の先生方による、「手術前回診」がありました。(白い巨塔みたいー!)

回診といっても、フロアの手術予定の患者さんが一斉に部屋に呼ばれ、

診察を受けるという感じでした。

先生方を前に、術前最後の診察とその人ごとの術式について確認がなされます。

なんとも神妙な儀式のようなひとときでした。

薄暗い部屋に、患者さんが一斉に席に着き、一人ずつ呼ばれ、先生の前に座ります。

そこで執刀医の先生(そう、あの偉い方です)が説明され、

周りの眼科の先生たちがふんふんと頷きながら、確認する。そんな感じでした。

あーほんとにいよいよだなぁと思いながら、

そしてその日手術を受けるであろう患者さんたちの数に少しぎょっとし、

「え、1日にこんなに受けるの?!(先生休む暇ないじゃんっ・・・)」

と少し驚きと緊張を覚えながら、

診察を終えて回診の部屋を後にしました。

あとは手術の時間になって、看護師さんに呼ばれるまで、ただひたすら待ちの時間となります。

わたしは幸い午前の早い時間が設定され、

それよりもおそらく巻きで実際の開始時間は早まると言われていたので、

「すぐだろうなーよかったなー緊張しなくてー」

と悠長に構えていました。

そして、のほほんとInstagramなど見てスマホをぼんやり眺めていたら、

ついに看護師さんから

「そろそろ手術着に着替え、準備してくださいねー!」と明るく告げられ、

いよいよ手術のときになりました!

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いよいよ手術室へ・・・

おトイレに行って、

さぁ、術着に着替えよう・・・(少しドキドキしてきたかも!)

そんなところへ、

このタイミングで父がお見舞いにやってきて、

「よう!元気?!天気いいから喉乾いちゃったなぁ・・・!」と

病室でゆっくりしようとするものだから、

おかげで緊張感がガクッと下がりましたが、

父に「わたしもう手術だから準備しなきゃいけないんだ・・・」と妙にニマニマしながら告げ、

急いで手術着に着替えました。

シャワーハットみたいな帽子に髪の毛をすべて入れ込み、

髪ゴム、ピンなどはできません。

パンツ一丁で肌着などは全て外し、綿製のガウンみたいなものを一枚羽織って、

ひもで結び留めます。

手術着はそんなスタイルです。(写真なし)

素足にスリッパで、いざ、手術へ向かいます。

手術室までは、そんな格好で看護師さんと一緒に徒歩で向かいます。

バッチリ手術受けます!って感じなのに、看護師さんと談笑しながら徒歩で向かう姿は、

なんとなくマヌケでもあり、不思議な感覚です。

看護師さんは努めて明るく、

「緊張してますかー?!」とか「痛くないから大丈夫!!」とか

励ましてくれて、なんだか心強いです。ありがとう看護師さん。

いよいよ到着した手術室は、

ずらっとたくさんの手術をする小部屋が並んでたくさんの機械が立ち並ぶところでした。

おおおおー!

まさに医療ドラマとかで見たようなやつ!!

わたしはその頃、緊張より好奇心のが勝ってしまって、

キョロキョロといろいろな見慣れない機械やら、並ぶ風景をじっと見てしまっていました。

看護師さんも「えー、面白いですかー?」とか聞いてくださって、

「初めて見ました!!」「ドラマみたい!」とか若干興奮気味に答えていたのを覚えています。

目的の手術室の前に到着すると、前の方がまだ手術中のようで、

しばし部屋の前で待ちました。

このときはさすがにわたしもおとなしくしていたのですが、

看護師さんが「大丈夫ですか」「ご気分は悪くないですか」とか「寒くないですか」とか、

すごく気遣ってくださって、うれしかったです。

そうこうしているうちに、前の方の手術が終わって、

車いすでぐったり(しているように見えた)運ばれて出てきました。

(うぎゃーこれがわたしのもうまもなくの姿か・・・)

と心の中で思いながら、

交代で、わたしが手術室内に運ばれていきました。

手術が始まる!

あ、わたしも途中から車いすに乗せられ、手術室内には車いすで運ばれているんです。

ただ、車いすから手術台へは自力で移動し、寝転びます。

フルネームで名前を言い、わたしは大きな声で、

「よろしくお願いします!!」

と気合を込めてお伝えしました。(嗚呼、しみこんだ体育会系・・・)

みなさん、よろしくお願いしますーと返してくださいました。

先生や手術室の看護師さんがわらわらと集まってきて、いよいよ始まります。

========== ========== ========== ==========

ここからは完全にわたしが見えていた視界の記憶を元に記録します。

一部、ご気分が悪くなるような記述があるかもしれません。

ここから先は、手術の様子が本当に知りたい方だけ、ご覧ください。

また繰り返しになりますが、この記録はわたしの主観になります。

専門家ではないため、医療・医学的な正確な記述ではありません。

ご了承ください。

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まな板の鯉

手術台に横たわると、あっというまに心電図など様々な機械がとりつけられました。

ピコピコピコピコッ・・・・

医療ドラマでよくある音(全部ドラマの影響や!笑)が部屋に響きます。

手術のライトがガッツリ目に入ってきて・・・めちゃめちゃまぶしい!

最初は目の消毒です。

まず顔をしっかり冷たい何か消毒液かな?がついたガーゼで入念に拭かれて、

次に手術をする目を生理食塩水や、謎の真っ黒い水で、

ガンガン、ドバドバと洗われます。

水がめっちゃ目に来るので、心の中では「わぁー大洪水やーーー!!」という感じ。

もう、何も、抗えません・・・

「まな板の鯉」とはまさにこのこと。

ここまで鯉の気分になれることはない、貴重な体験です。笑

その前後で目のところだけくりぬかれた手術用のドレープで覆われます。

出典:モノタロウHP https://www.monotaro.com/

こういうやつ。

(いよいよだ、ドキドキ)

開瞼器と呼ばれる器具を目にとりつけ、バッチリ目を開かせます。

点眼麻酔で麻酔が施され、痛みはないものの、めっちゃ変な、不思議な感覚。

ライトが眩しすぎて、ぎゅっとつぶりたくなりますが、

目を閉じることはもうできません。

わたしはここで、あのことを思い出していました。

そう、先生が、

「あなたの場合、だいぶ痛いよ?ガマンできそう???」

とわたしに事前に確認した、あのことを。

詳細はこちらの記事参照。

記録:斜視の手術 ~初診から1年後の検査、手術の内容とは~
いよいよ斜視の手術を控え、手術のための検査とその説明を受けたときの記録です。

一体、いつ、痛いのが来るのか?

果たして本当に痛いのか?

看護師さんが「言うほど痛くないわよー」と励ましてくれたように、痛くは、ないのか・・・??

そんなことをグルグルと考えながら・・・

と次の瞬間、

「いでーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

いきなり来ました。

MAX痛い!

飛び上がるほど痛い!!(飛び上がれない)

ちょ、ちょっと待てぃ!!!!(誰も待ってくれない)

しかも、以前先生は、わたしに

「痛いことをするときは、手術中直前に『これから痛いよ!!ちょっとガマンね!』って言うから!

そのときだけ、ちょこっとガマンすれば済むからね!」(ニコニコ)

とおっしゃっていたのに、

前ぶれもなく、めっちゃ痛い。

そして、このときにもう一つのあることに気づきました。

わたしの執刀医は、あの権威の先生ではなかったのでした・・・

初診時、担当医だったお若い先生でした・・・

これがどういうことを示すのか、どうしてそうなったのか、(もしくは元々その予定だったのか)

わたしにはわかりません。

ただ、事前に話していただいてた手術中の感じとだいぶイメージが違ったし、

元々担当医の先生は、クールな感じの淡々とお話される静かな雰囲気の方で、

手術中「これから痛いよー!」なんて優しい声がけはありませんでした・・・

執刀医をされた先生の隣に、あの偉い&優しい大(おお)先生がいらして、

一緒にわたしの目を覗き込みながら、執刀医の先生に指示出しをしつつ、

わたしに向けて、

「よし、あともうちょっとだ!」

とか

「ガマンできててえらいぞー!」

「ここだけ、痛いぞ!」

とか

横からお声がけいただけて、それがとても心強かった・・・

(タイミングずれてたけど)

ありがとう。ううう。

けど、「あれ、執刀してくれてないの?!」(確認、時すでに遅し)

という気持ちと、

「これから痛いって言うよって言ってたじゃないか!」という気持ちと、

とにかくめちゃくちゃ痛いのが一気にきて、

頭の中は若干パニック。

そして手術はどんどん進んでいきます。

とにかく痛い

今から思えば、

あのいきなり突然、初っ端から来た、MAX痛い】は、

わたしの以前貼りつけた筋肉の癒着を、はがすものであっとろうと思います。

これがほんっと、いっちばん、痛かった。

まぁ、予告通りですね。

筋肉をはがすのには、しばらくかかりました。

もう永遠のように時間が長く感じました。

この間、もうずっと痛かった。

人は痛いときって、目をぎゅっとつぶって、しのぎたいと思うのですが、

何せ目がアレでアレなんで、それができない。

その代わりの所作はすぐには見つかりません。

突然とんでもない痛みがやってきて、

まぁ、目の前で、自意識がある中で、どんどん大けがしていくような感覚で、

とっさのことに何もできない。

そんな感じでした。

途中から指の爪をぎゅっと手の平に食い込ませることを思いつき、やってみましたが、

そっちに集中できるような痛みではない。

びっくりというか、もう痛すぎて、あまり記憶が・・・

でも痛かった。とにかく痛かった。(繰り返しすぎ 笑)

わたし、ずっと、

「いででででででででーーーーーーーーーー!!!!」

と結構大きな声で、(というかもはや叫んで)いましたかね。

そして、筋肉をぐいっと剥がし、留めつけ直す場所へ筋肉を動かします。

これも痛かった。と思う。

確かこのへんで、

わたしはあまりの痛さにガチで意識を失いそうになり、

(たぶん、脈が下がっちゃったのだと思います)

あの点滴用の管(筒)が使われる運びとなりました。

あの管、あまりに痛むので、病棟の看護師さんが

「これねー、手術中もあまり使うことないし、念のため入れてるだけだから、

すごく痛いようだったら抜いてもいいかもねー」

とおっしゃっていたのですが、まさかそのあまり使うことのない予定だった、管を使うことに。

痛いのをガマンして入れておいたおかげで、役立ってよかった。

と意識の遠く片隅で回想していました。

無事、わたしの脈も確保され、手術は無論続行。

視界、ジェットコースター

そしてこのときくらいですかね、

筋肉から外れた眼球が一瞬、

グルングルンッと回り(感覚的に、です)

視界がジェットコースターの回転のように、手術台の上のライトがぐるぐる回り、

「ぎょえーーーーーーー!!!」

となりました。

視界の回転が終わったところで、

ここでわたしはようやく、

「た、たんま・・・タイムお願いします!!ハァハァ」

と言ったかと思います。

淡々・クールな先生は、

「タイムって言われてもねぇ」とおっしゃって、もれなく続行。ううう。

なんかわたしも頭のどこかで、「そうだよなぁ」と冷静に思っちゃったけど、

まぁ、とは言え、意識のほとんどは痛みしかありません。

柔らかい白目を縫う

そしてこのあと、剥がした筋肉を貼り付け直す処置になり、

(眼位を調整し直し、縫い付けるんです)

これも結構痛かった。

けれど、あの剝がす痛みがとにかく強烈過ぎて、

針と糸を使って、目玉の柔らかいムニムニした部分をチクチク縫われている

という、とーーっても気持ちの悪い感覚があるんですが、

「あーー縫われてるなー」「気持ち悪いなー」と思うだけで、

この痛みはもうないも同然でした。

何ともなかった。縫うのなんて。

 

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局所麻酔でよかった

そしてこの最初の縫い留めるのはいわゆる「仮止め」で、

ここで局所麻酔の真髄!が発揮されます。

「手術中、調整した眼位を自分自身で、見渡し確かめてみる」

ということをやります。

「手術台の上の鯉」の状態でやるので、決して落ち着いた気持ちではできなかったのですが、

わたしはここで、眼位が正常に戻ったと診断されました。

術前の予定では、元々、

外側の筋肉の調整のあと、内側の筋肉もやる(痛さ2倍)ということで、

このときに、

「これであと半分ですよね!!!ハァハァ」(痛みに耐える心の準備)

先生に確認し、

「そう、もうあと半分ね」(COOL・・・)に告げられていたのですが、

外側の筋肉の調整だけで、

とても幸いにして眼位が戻ったので、内側の筋肉はさわらず、

このまま本縫いをして、しっかり筋肉を縫い留め、

手術はここで完了とすることになりました。

手術無事終了

「ハイ、あと縫ったら終わりにするよー」みたいなことを言われたので、

「局所麻酔にした甲斐がありました!!!ハァハァ」

みたいなことを縫われながら言ったら、

先生が「アハハハハ、そうだね、よかったねー」(It’s COOL‼)

とおっしゃっていました。

隣の大(おお)先生も、「そうだね、よくがんばったねー」(終始お優しい)

とおっしゃってくださり、

もう本縫いなんて、

痛くもなんともない。

「縫われてる・・・」「縫ったら、これで終わる!!」しかなく、

そうして、無事に手術は終わりました。(全私が拍手・・・!!!)

身体に取り付けられていた機械が外され、点滴が外され、

手術室の看護師さんに「手術中ちょっと点滴入れましたよー」と教えていただき、

執刀医の先生や大先生、他の看護師さんに

「どうもありがとうございました・・・」と

ヨロヨロよろめきながら、弱弱しくお礼を言って、

自力で手術台から降りて、車いすに乗りました。

病棟の看護師さんが、「お疲れ様でしたぁー」と笑顔でお迎えに来てくださっていて、

「あぁ、終わった・・・」と思い、病室へ車いすに乗せられて帰りました。

病室に戻る

術後の様子はもうあとちょっと続くのですが、

一応手術の記録としてはこんな感じです。

手術中の経過や処置は、書いた内容と前後したかもしれません。

痛みでパニックだったことと、少し時間が経ってしまった記憶の中で書いているので、

誤りがあるかもしれませんが、

こうして無事に手術を終えることができました。

どうもみなさん、大変おつかれさまでした。

(つづく・・・)

 

 

 

 

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