前回の記事はこちら。
バタバタとしているあいだに前回から少し時間が空いてしまい、
このシリーズもまだ入院病棟へ辿りついてないから早く書かなきゃなーと思っていたところ、
読者の方から「次をお願いします!」とコメントをいただきました。
まさか読んでくださっている方がいらっしゃるとは、本当にありがたいです。
では、
いよいよ、重たい荷物を抱えて入院病棟へ!
入院初日の様子を書いていきたいと思います。
※今回読み物形式に、時系列で書いてます。ご参考になれば!
入院は3泊4日です
これは、入院前に案内されているのですが、
今回の入院は、入院~手術~退院まで3泊4日が、基本コースとなっています。
毎週木曜日が手術日と設定されているため、
水曜日に入院し、問題なければ土曜日に退院、という日程になります。
毎週このサイクルで繰り返されているため、どの水曜日から土曜日が都合がいいか
で日程を決めるというのが、手術予定の決め方になります。
わたしも多分に漏れず、水曜日に入院となりました。
朝の通勤電車には気をつけて!
「入院時は朝9:30-までに病院内の入院センターに手続きをする」
という事前案内があります。
朝、結構早めです。(おつかれさまですっ)
わたしは重たい荷物を両手に抱え、
途中、遅刻することになってしまい、ドキドキハラハラしながらようやくたどり着きました。
と言うのも、
帝京大学付属病院の最寄りの公共交通機関は、バス、電車が主にあるのですが、
そのうち電車を使うルートだと、埼京線十条駅になります。
十条は、学生が多い町でのんびりした感じがなかなか味わい深い駅・・・なんですが、
埼京線は各駅停車の電車しか止まりません。しかもこの埼京線はよく遅延が発生します!
しかも、いつでも結構混んでます!!
わたし、コレ、わかってなかった!
わたしは乗り慣れない埼京線の遅延で、この日は右往左往するハメになり、
一時は運転が見合わせになってしまって、遅刻が確実に決定し、
ハラハラしながら病院へ電話したり、
重い荷物を抱えて新宿駅をホームを変えるために突っ走ったり、
病院へ着くまでにかなり疲れてしまいました。
(ゼェゼェハァハァ)
埼京線を利用して病院へ行かれる方、電車遅延にはお気をつけください・・・
「次、青空が見られるのはいつだろう・・・」なんてちょっと哀愁漂わせながら取った一枚。
(建物がとても立派ですね・・・)(手術当日に空は見れます 笑)
手続きを終えて、いざ入院病棟へ
しかもこの日は、入退院センターの手続き自体も
非常に混雑していて、2時間くらい待ち時間がかかってしまい、入院病棟へたどり着いて、
病室に案内されたときにはもうお昼を回ったあとでした。
病棟でお昼ごはんが提供されるため、自分でその前にランチを済ませてしまうと、
病棟のごはんがもったいないということで、お腹を空かせながら手続きを待ち、いざ病棟へ。
案内された階で尋ねると、すぐに病室に案内されました。
差額ベッド費のない4人部屋
わたしが予約したのは、一般的なお部屋で、
部屋にシャワーもトイレもない、差額費用のない4人部屋にしました。
(部屋の並びにシャワールームとトイレがあります。)
(シャワールームとトイレも清掃が行き届き、とてもきれいです。)
初めてのことで、ただ差額ベッド代がもったいないを理由に、
それがどういう環境かわからずに当初予約したのですが、
結論、病室はすごーーく快適で、清潔で、3泊4日ともゆっくり過ごすことができました。
ありがとうございました!(ここで唐突に感謝を述べる)
持ち物編のときに、チラッと書いたように、
部屋は4人部屋満室で、
すでにみなさんがいらしたのですが、
しーーーーーーーーーーーーん
とあまりに静まり返っていて、「え、ほんとに、人いる??」というくらい静かで
互いの生活音を気にすることなく、過ごすことができました。
たぶん、病院施設自体の遮音性もあったかと思います。
ありがたかったです。
病室の様子
病室はカーテンとロッカーで互いに仕切られ、
各ベッドサイドには
- ロッカー
- チェスト
- 冷蔵庫
- 小さなセキュリティボックス
- 小さめのテレビ(別途カードを購入して観る)
が備え付けになっています。
エアコンも風量を調整でき、バッチリでした。
日当たりがとてもよく、高い階にあるため眺めもよく、
居心地のよいお部屋でした。
そんなわけで、
ふだんガチャガチャ大雑把なわたしも、なるべく音を立てないように気をつけて、
入院期間を過ごしていました。
病室からの夕景(夕焼けがきれいで思わずパチリ)
手術の説明
最初案内されたとき、
とにかく静かすぎて、異世界感が強かったのですが、
しばらくすると、静かな落ち着いた、明るい雰囲気が心地よく、ぼーーーっとしてました。
看護師さんがすぐに検温と
食べてなかったお昼ごはんを持ってきてくださり、
ようやくお昼にありついて、静かにゆっくりいただくことができました。
検温を終えて、お昼ごはんを食べ終わった頃、
また看護師さんが来てくださって、翌日の手術について丁寧に説明をしてくださいました。
局所麻酔なら手術当日のごはんも食べられる
全身麻酔だと、当日は絶食、そのあとも回復食などで、普通食はすぐに食べられないのですが、
局所麻酔なので、胃腸は寝てしまわないため、
当日のごはんもいつもどおりのごはんが提供されるとのこと。
入院中って、ごはんくらいしか楽しみがないため、それはうれしかったです。
手術開始時間は入院初日にわかる
たしか入院初日に、翌日のおおよその手術時間を教えていただきました。
(このときはすでに順番が決まってたんですね)
逆に入院するまでは手術開始時間については教えていただくことができず、
一度問い合わせたときも、「入院してからの案内になります。」とのことだったので、
前日にいきなり知って、少し臨場感がわいてドキドキしました。
手術は、先生が手術室にずっと待機してらして、
そこへ患者さんがベルトコンベア式に時間になったら出向き、
手術を終えて、また次の方・・・という回し方でやっていらっしゃるそうです。
そして手術時間はだいたい「巻き」になることが多いため、
(手術時間は実際短めで終わることが多いそうで)
予定開始時間より早まることが多いとのこと。
看護師さんから「そろそろ行きますよー!」などお声がけいただけるので、
時間までに準備しておいてください。とのことでした。
そのほかにも採血時の絆創膏やアルコール脱脂綿にアレルギーはあるか?など
細かい部分について、再度看護師さんから確認いただき、
「なんでも聞いてください!」とおっしゃっていただいて、安心して過ごすことができました。
手術の準備とは
手術着の着用
手術のときは、持参した部屋着はパジャマではなく、
病院支給の手術着を着て、手術室へ赴きます。
髪の毛は、不織布でできたシャワーキャップのような形状のものに全部入れ込み、
出ないようにします。
肌着は脱いで、パンイチと手術着で臨む。
ということでした。
また、とくに女性はジェルネイルやマニキュア、アクセサリー類、あとまつ毛エクステは外してこないといけません。
入院時に気づくではもう遅いのですが、
ジェルネイルとまつエクは、入院前に外して来ないとダメ!
です。(もしつけてきちゃった人がいたらどうするんだろう・・・)
結婚指輪やピアス、イヤリングなどは入院時に外せれば問題ないと思います。
ふだんからオシャレさんは要注意です。
足に油性ペンで!
あと面白いことに、
足の裏、もしくは足の脇に、
マッキー(油性ペン)で思いっきり、でっかく、フルネーム(漢字)で
自分で記名します!
普段、なかなかこんなことしないですよね。
患者の取り違えミスを防ぐことが目的のようです。
それ以外にも入院定番?の手首に記名入りバンドもしておきます。
しかも足の記名は入院中には落とせないので、このままシミになったらどうしよう・・・と
ふと頭をよぎったのですが、帰ってお風呂に入ったらサクッと落ちました。
でっかく書いちゃいましょう。
のんびりしてたらあっというまに夜
看護師さんから説明を伺い、ちょっとぼんやりスマホなどを眺めてたらあっというまに夕方、
そして夜ごはんになりました。
病院て夜ごはんも早いです。
ごはんも一人で黙々と食べてしまうので、これまたあっというまに終わり、
超~暇になりました。
わたしは病院内をちらっとお散歩して、院内のコンビニでアイスを買いに行って、
明日の手術に備え、英気を養っていました。
これ、「黒葡萄」美味しかった・・・!(コンビニ限定?)
夜はシャワーを浴びる
そしてまた、入院初日は、
シャワールームでシャワーを浴びてOKです。むしろ浴びなきゃダメです。
一人20分だったかな、時間割が設けられていて、消灯前に空いてる枠で予約しておき、
シャワーを浴びます。
入院中のシャワー・お風呂はこれが1回きりとなります。
1泊用のお風呂セットを持ってきていたので、サクッと浴びて、
病院備え付けのなかなか風量のあるドライヤーでガーーッと乾かし、
快適に初日の夜を迎えることができました。
就寝
21:00- 就寝なので、
そんなに早く寝られるかなー・・・
明日手術だし、緊張してるだろうしー・・・慣れない環境でー・・・
なんて思いながら、就寝時間を迎えたのですが、
消灯になってしばらく、スッと眠れました。
朝まで気持ちよくぐっすりでした。笑
6時近くに看護師さんが廊下を歩く音でふと目が覚め、
気づいたら、朝を迎えていました。
手術当日の朝です。
では初日の様子についてはこのへんで。
みなさん、心の準備はいいですか。
次回、いよいよ手術当日!!!!!
(つづく)
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