記録:斜視の手術 ~初診から1年後の検査、手術の内容とは~

元気になりたい
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前回の記事はこちら。

記録:斜視の手術 ~初診から手術決定まで~

記録:斜視の手術 ~初診から手術決定まで~
帝京大学付属病院の眼科の予約を取り、いざ初診に行った日の記録です。長丁場でくたびれた。

どんどん忘れちゃいそうだから、書いちゃいます。

きっと今日も手術を受けている人がいるだろう。

そしてこれから手術の予定している人もいるだろう、そのみなさんのために少しでもお役立ていただけると

うれしいです。

さて、もう手術が終わってから、おおよそ3か月が経ちました。

あっというまだねぇ・・・当初、見え方がずっとヘンで、

複視状態(いわゆるダブって見える)が続き、(このへんはまたあとで書きます)

「おいおい大丈夫か?!」と思ったものの、

人間の脳の認知ってすごいです、すっかり慣れてきました。

さて、手術の予約を取った前回の記事から約1年後、

手術日の1か月前にあたる昨年秋ごろのお話をしたいと思います。

(時系列!!!)

どうかついてきてください・・・

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手術のための検査日

これは手術日を決めた時点で自動的に決まっていました。

手術日を決めた日からお久しぶりに病院を訪れました。

この日は検査だけです。半日くらい時間がかかります。

前回記事参照

尿検査、血液検査(感染症等含む)心電図、といった手術のためのポピュラー検査

あと眼科にて視能訓練士さんによる、

現時点での目の位置、見えにくさ、目の動き、その特徴などを測ってもらいます。

(専門家ではないので説明ザックリです)

予定として眼科での検査は、1時間前後と言われていましたが、

わたしは2時間ちょいくらいかかりました。(ちょい疲)

(あ、そうそう、わたしはその前に別日で、MRIも取っていました。これは取る人と取らない人がいるみたいです。)

手術前の必須検査日は、

仕事をなんとか午後半休して、ギリギリセーフで駆け込みました。

さすが大きい病院だけあって、

採血、採尿、心電図が一気に効率よく取れる、検査のための1フロアが設けてあり、

そこで完結できるようなっていて、

おそらく手術前の皆さんが各科から集まっていて、ひっきりなしに呼ばれていました。

なんとなく、ここで、

みんなもがんばっておる!わしもがんばろう!

という気持ちに。

 

そこで一連の検査を済ませると、おなじみの眼科フロアへ行き、

前述の手術用に眼位の測定などをしました。

わたしは、最初から目を正面に寄せることが難しかったので、

そのへんはこれまで以上に、細かく調べてもらい、(ここはザックリ笑)

ただ単に時間をかけて調べてもらったことで、

よかった、これでもう安心だ

とふと思う気持ちがありました。

 

 

さらに、1週間後くらいにその日の検査結果をもとにした

その人ごとの手術内容の説明日(診察日)が設けられています。

手術は、局所麻酔

さて、診察日です。

この日初めて手術の担当医の先生、

(帝京大学付属病院の斜視の権威の先生ですねぇ)とお会いしました。

この先生にお会いしたくて、受診される方もいらっしゃるみたいです。

わたしの手術内容は主に、

前回の手術で癒着しているであろう目の筋肉を一度はがし、

ガッツリ後ろにずらして縫い留め、つけなおす(外側に目が動きづらくする)というものでした。

(病院関係の方が見たら、「あ、あの人だ」って個人情報モレてる感ありますが、みなさんへ参考のためお伝えしてます)

※手術内容はもちろん、個人によって異なります。

※あくまで本記事の内容はわたしの手術の内容です。

この日まで、ずーーーっと、

なんなら初診で来る前から、ずーーっと、

「手術は全身麻酔」だと思って疑わなかったのですが、

この日初めて、「局所麻酔」だと知らされました。

・・・つまり点眼だけで麻酔をして手術するということ。

痛さはその人による、と言っても

診察室に入った途端、先生に、

「あなたの場合、だいぶ痛いよ?ガマンできそう???」

一言めにそれを告げられ、

「え、え・・・どゆこと?」(このときまだ全身麻酔だと思っていた)

それから、先生にぞわーーっとするような手術内容の説明を受け、

「できたら局所麻酔でがんばってほしい」

「痛みに弱ければ、全身麻酔にするけど・・・どう?」

という話し合いの中、

「どうって今言われたって・・・」

「ガマンできるかなんて、手術してみないとわからない!!!」

と内心めちゃくちゃ思いながらも、

一方で、

「が、がんばるしかない・・・」と決意し、

先生に、「きょ、局所麻酔でがんばります。」と伝えたのでした。

 

それ以外にも先生から細かく手術の内容について教わり、

わからないことは質問もして、答えていただきました。

わたしは手術内容に当初ビビり、一瞬アタマが真っ白になりましたが、

「次はもう入院」というスケジュールを知って、聞きたいことは全部聞いて、

いくぶん、わかったつもり・・・

先生は丁寧に答えてくださるので、聞ける限り質問した方がよいと思います。

インフォームドコンセントってやつー。

 

 

局所麻酔でがんばった方がいい理由は、

手術中に目を自発的に動かし、先生が修正後の位置(見え方)を確認したいためです。

痛みにめっちゃ弱い、ムリ、ゼッタイムリ、という方は全身麻酔になるとのこと、

がんばれる人は、術中に確認できた方がベターなため局所麻酔です。

(これ以外の理由もあると思いますが)わたしはそうお聞きしました。

全身麻酔 or 局所麻酔?

麻酔がどちらかの決定は、

先生に、「局所麻酔でがんばれる?」と聞かれて、

「がんばれる」と答えたら。

という感じだなと思いました。(私見ですが)

ただそれだけ。笑

先生がはじめから、「全身麻酔」とおっしゃった方は全身麻酔になるかと思います。

またわたしが当初思いこんでいたように、子どもは自動的に全身麻酔になります。

(「子ども」って言っても、どのくらいまでだろうね・・・)

お優しい先生

先生は大変お優しい方で、お会いしただけでなんだか、

「あ、すごく安心だわぁ」という、なんていうか大御所感溢れていらっしゃいました。

わたしの感想としては、「大学病院で百戦錬磨」という感じ。

(もしこのブログ見られてたら恥ずかしいなぁ・・・それはないか)

ネットでたまに先生について書いていらっしゃる方がいますが、

斜視手術で有名な先生です。

「痛いときは、「これから痛いよ!」ってあらかじめ声かけるから大丈夫。(ニッコリ)」

(何が大丈夫なんだか)と謎の励ましをいただき、

「痛みはその人に個人差があるから、ふだん痛みに強ければガマンできるよ!」

とまたまた謎の励ましをいただき、

  • とにかくわたしは癒着をはがす痛みがあること、つけなおすのもまた痛いこと
  • 外側の筋肉が終わったら、内側も同様に行う予定なので、それまた痛いこと
  • 外と内の筋肉を両方さわるので、ダブルで痛いこと(痛いばっかりやん)
  • 時間もおおよそ倍かかること

などが説明されました。

ここまで読んでくださった方へ

もし手術前の方なら、ほんと、ビビらせてごめんなさいですが、

説明を受けたときは、まもなく訪れる手術の、想像できない痛みやその様子に思いを馳せながら、

ほんとにガマンできるんだろうか

まぁ・・・言うほどでもないだろう

え、キモい、ムリ

個人差があるったって、果たしてどれくらい痛いんだろう・・・

目にメスが迫ってくるってどゆことなの・・・

 

 

え、まじ超怖くない?怖くないの?え??

など、様々なことが脳内を駆け巡り、ぐるぐるしながら、

なんだかどっと疲れて帰りについたのでした。

帰り道にお腹すいて、マック食べたけど、味がようわからんくらいに。

 

さ、ここまでで、もし手術の説明を受けた方が読まれていたら、

アナタもわたしも同じようなことを考えていたと思います。

でもほら、こうして無事に今、ブログ書いてますから、大丈夫です。

(一番説得力あるやつ↑↑)

んね!!

心配なさるな。

具合わるくなって手術日がずれたりしないように、

体調に気をつけて、お過ごしください。

(次回、いよいよ入院!)つづく

 

 

 

コメント

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