記録:斜視の手術 ~手術翌日の様子~

元気になりたい
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さて、先日の記事では、ついに手術中の様子が実況され、

閲覧注意な実況記事はこちら

記録:斜視の手術 ~ついに来た!手術当日!!~
【生々しいので閲覧注意!!】ついに手術の日が来ました。手術最中にわたしが感じたこと、手術の経過、記録です。

その後、病室に無事帰還してからの様子も書いていました。

記録:斜視の手術 ~手術後当日の様子~
手術室から無事に生還。その日のうちの記録です。 朦朧としていて断片的ですが、少しでも情景を浮かべていただけたら。

手術当日~退院日まではあと2日あるので、

この2日間についてもまた書いていこうと思います。

引き続き、お付き合いいただけるとうれしいです。

起きてもまだ目が痛かった

術後当日の晩もとってもぐっすーり眠れました。

わたしはふだん、前職での激務が原因ですっかり不眠気味になってしまい、

仕事を辞めたあともぐっすり朝まで眠ることがなかったのですが、

病院に来てからは、ゆっくり夢も見ずに爆睡することができました。

そりゃね・・・あんな痛いびっくりするような思いをしたらね。誰でもそうかもしれない。

さて、話を戻しますが、

朝、昨晩借りたアイスノンを目につけた状態で目が覚めると、

アイスノンはすっかりぬるくなっていて、まだズキズキと痛みました。

でも無事に目を覚ましたこと、(大げさか?! 笑)

そして眼帯の下の手術をした方の目もどうやら無事らしい気配を何となく感じて、

ホッとしていました。

眼帯外す!

起床時はまだ眼帯のままの状態で、トイレに行ったり、洗面台への往復も、

目がズキズキと痛むし、片目しか見えていないので、眼帯の上を手で押さえながら、

そろりそろりと歩きました。廊下の手すりがとてもありがたく感じました。

まもなくして看護師さんがいらして、わたしの眼帯はそのとき初めて、ペリッと剥がされました。

・・・実は正直、眼帯を取ったタイミングがもはやうろ覚えなのですが、

眼帯を取ったあとすぐに自撮りをしていて、そのときの時間がちょうどこれくらいの時間になっていました。

眼帯が取れた目を恐る恐る見てみると、白目は真っ赤になっていました。

結膜炎のような赤さではなくてですね、血がにじんでいるような、血色ってやつでした。

血がにじんでいる感じなので、しっとりうるうる(血で)しているようでした。

ぎょえーーー。

ふと目を動かそうとすると、ギギギギとめっちゃ痛い!!!

あっ、ムリムリムリ。

まだ目を動かすのはムリそうです。

ベッドサイドの引き出しを開けようと視線を動かしたり、

身体を起こしたり、動かしたり、寝転んだり、

目に振動があると、目がズキンと痛みました。

結構な痛みだったのを覚えています。

朝ごはんを終えたあと、ぼーっとしていたら、

あのお優しい大(おお)先生が病室を回診していらっしゃいました。

眼帯を外したのはこのためだったのね!

わたしのところへもいらして、「いかがですか?」と聞いていただき、

「まだ結構痛いです・・・」「モノの見方はまだ慣れなくて、ヘンな感じがします」

と正直にお伝えしました。

先生は、「アハハハ、そうだよね、昨日結構痛かったもんね、がんばりました」

「よくなるからね、大丈夫」と朗らかにおっしゃっていて、

ふわーっと去って行かれました。

そのあと、術後の教授回診がありますよ!とのことで、

あれ、今のは??と思いつつ、

手術当日にみんなが集められた診察室に三度招集され、

また前回と同じように、ぞろぞろとみなさんが集まってきて、

手術した順に座って順番を待ち、診察を受けることになりました。

教授回診(白い巨塔)

わたしは手術当日の午後から痛み止めを飲んで、

目を冷やしていないとどうにも過ごせなかったので、

(診察室に集まった同志たちよ・・・みんなもそうかい?おつかれさま。)

なんて心の中で思っていたのでしたが、

案外みんなふつうそうにしており、

(いや、みんな本当はガマンしてたのかな・・・)

中にはすたすた歩いていらっしゃる方もいて、「あれ・・・?!」となりました。

たまーにわたしと同じように、しんどそうにしていらっしゃる方もいらして、

「そうだよね、痛いよね・・・」とまた心の中で思っていました。

そうこうして、診察の順番が回ってきました。

そこには、さらに偉い(気配のする)先生が座っていらっしゃいました。

このとき初対面。

わたしがこれまで大先生と慕っていた先生も、隣に立っていらして、

その先生に手術の様子を説明されていて、「フムフム」と頷いていて、

その偉い(気配の)先生に診ていただきました。

その先生にお会いしたのは、あの術後回診が最初で最後であったため、

もうお顔もうろ覚えだし、お名前ももはやわかりません。誰だろ。

(たぶん、眼科部長とかなのかな・・・)

わたしの場合、たとえ手術をしても自分で目の位置を動かすことはできないため、

(そういう症状です)

「こっち見て、次、こっち見てみて」と指示のもと、”目を動かしたつもり”をして、

手術で黒目の位置(眼位)がちゃんと修正されているかの確認をされ、

そのとき大先生が、わたしの術前の症状について話されていました。

周りには、執刀を担当してくださったあのクール先生※手術当日の記事参照

他にもたくさんの眼科の先生方が取り囲んでいらして、

わたしのことをじーっと見つめていました。

(大学病院あるある・・・)

わたしはこのとき、はじめて自分の症状について、

医学的見地から症状名を聞くことができました。

手術前に聞いておくチャンスが、はっきり言ってなかったんです。

むしろ、「この状態は何ていう名前の何ですか?」って聞いてる人いるのかな?

聞く間がなかったな・・・このとき聞けてよかったな・・・

と思いつつ、

回診から戻って、先生が説明されていたことをそのまますぐメモしました。

回診が終わると、あとはもうヒマでした。

ヒマ、だけど目は痛い

わたしはこの日もずっと目が痛く、

アイスノンで冷やしながら、

テレビを観る気にも、スマホを眺める気にもなれなかったため、

持ってきていた携帯ラジオを片方イヤホンをして、

たまにうとうとしたり、ラジオを聞いたりして過ごしていました。

夕方頃になると、少し元気が出てきて、

amazonプライムビデオでスマホDLしていた、

「きのう何食べた?」をちょこっと見たりしていました。

「きのう何食べた?」Amazon prime video

ふつうにめっちゃオススメだからみんな観て・・・

ただ、ちょっと見るとすぐに目がズキンと痛み、しんどくなってくるので、

結局、エピソードを1話も見終えることができず、ほぼほぼ横たわっていました。

屋上庭園が気持ちいい

手術当日のお見舞いは、わたしの方から来なくていいと言っていたうちのオットも

この日はお見舞いに来てくれたので、久々に外の空気を吸いに、

病棟の屋上庭園を歩いたりしました。

この屋上庭園がとっても気持ちよく、

術後の気分転換にちょうどよく過ごすことができました。

庭園と言っても、地面はアスファルトとタイルなんですが、

たくさん植栽があって、きれいに整備されており、ところどころにお花もあって、

ベンチも置かれていて、風通しもよく、

外の風にあたりたいなというときに、静かで落ち着いて過ごすことができました。

帝京大学付属病院に入っているテナント

病院の1Fには、

ナチュラルローソンの他、カフェテリア形式のレストラン、ドトールコーヒー、

クリーニング屋さん、三菱UFJ銀行のATMが入っています。

外通路を挟んで、向こう側は帝京大学の校舎になっていて、

そこにはケンタッキー、サブウェイ、イタリアントマトが入っています。

病院なのに、「うひょひょひょひょ!」となるラインナップ。

けれど、さすがに術後は少し弱っていて、いつもは大好きなケンタッキーを食べる元気はなく、

ナチュラルローソンに大変お世話になりました。

元気がない、と言いつつ、おやつを結構買って食べてましたけど。笑

干し芋が好き!!!

明日はついに退院だ!

オットと話したら、少し元気が出ました。

オットは1Fのレストランで夜ごはんをいただいて、帰っていきました。

たった4日間とは言え、現実の暮らしとはかけ離れた病院の生活から、

明日からはまた戻るいつもの暮らしのことを思い、

「明日は退院だ!」とむくむくとうれしい気持ちになってきました。

入院期間中はずっと晴れていて、

毎日、病室から見える夕焼けがキレイで、心が洗われました。

ここも明日でお別れです。

まだ目がズキズキと痛むし、とても居心地のよい入院生活ではあったけれど、

明日はもう退院するんだ!という気持ちに切り替わり、

家に戻ることを楽しみに、夜を過ごしました。

(つづく・・・)

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