11月初め、斜視の手術(実は子どものとき以来、人生で2回目・・)をしてきたよー。
記憶が新鮮なうちに、そのレポートを書いていきたいと思います。
手術を決めたとき、ネットを調べていて一番タメになったのは、
ブログで書いてくださった方の記録、日記を読むことでした。
わたしも、これから手術を検討される方、斜視で困っている方のために、
自分のレポートをまとめ、誰かのためになったらなと思って、
プライバシーながら、ぶっちゃけつつ書いちゃおうと思います。
斜視はいつから?
わたしの斜視は物心がついた頃からずっと自覚があり、
(ものの見えづらさ、横目にできない、ダブって見えるとか)
先天性の神経麻痺の部類の斜視でした。
斜視にはいくつか種類があります。
ご自分がどの種類の斜視かはお医者さんに尋ねてみてください。
余談ですが・・・
今は近距離でスマホやPCを見る機会が増えて、斜視が増えてるんだって。
すごくもったいない!!!
わたしは先天性で完治はできないけど、
ほんとスマホとか小さいうちは気をつけないとね。。
わたしの場合は、子どもの頃、
最初は確か保育園の先生が「ものの見方がおかしい気がする」と気づいてくださってから、
親と大きな病院へ行き、斜視が発覚。
発覚当時は、「いずれ手術が必要になる」「けどまだすごく小さいから」というような感じだったと思います。
それから少し大きくなって、サクッと手術をし、「見方がおかしい」(眼位ズレ)部分を修正しました。
まぁ、ただし元が神経麻痺なので、相変わらず
横目にしてモノを見る、目を寄せる、といった目の筋肉を動かす神経に関することはできないものの、
眼位ズレが解消していたので、(つまり瞳をまっすぐにして正面を見ることができるということ)
そのままスクスク大きくなりました。
そう、ここで、斜視じゃない方がもし読まれたら、えっ!?て思うかもしれないのですが、
斜視の場合、多くが眼位ズレに悩まれることになると思います。
顔を正面にしても黒目が外れてしまう、片方だけ外側、もしくは内側を向いてしまって、
まっすぐに見据えることができない、ということです。
というわけで、ここから一気に時間は飛び、数年前までいきます。
目がすごく疲れる・・・
前職(墨汁ブラック企業)に勤めるようになって、PCを凝視する時間が毎日ずっと続き、
どんなに疲れ目でも、PCを見ないわけにはいかない、もう見たくない・・・
目がーぁ!!!・・・め、目がーぁー!!!(会社バルス!!! 祈祷)
バルス!!!!!
という生活をしてました。
(目がまたわるくなった原因はココ・・と、わたしは心の底で思っている)
また目の感覚が、これまでと違うなと感じるようになってきていました。
凝視すると、利き目の方でより焦点を合わせようとするため、まぁ見れなくはないのですが、
ダブって見える頻度が、これまでよりだいぶ増えたし、
目が外側に自然と外れてしまうので、正面でものを捉えることができない。
気づいたら、
小さい頃のようにひどく顔を傾けて、相手を見たり、PCを見たりするようになっていました。
それまでもドライアイなんかで地元のよく通っていた眼科に行って相談したところ、
プリズム眼鏡を処方され、(目の焦点を合わせるのに、角度をつけて補助する眼鏡)かけるようになったのですが、
あまり改善されず、かけているうちにそれはそれでしんどい感覚になりました。
帝京大学付属病院へ ※初診予約の注意
またまた、地元の先生に相談したところ、わたしの目の場合は、
「手術になると思う。日本では今、一番斜視手術では定評があるから行ってみて」と
帝京大学付属病院を紹介され、行くことになりました。
(この目の感覚は、「うすうす手術だろうな」と感じてたけどね・・)
多くの方がご存じかと思いますが、
大学病院へ診察に行くときは、
- 基本初診から予約が原則
- 紹介状がいること
- 平日全てが診療日でない場合もあること
などを念頭に置く必要があります。
大学病院へ診てもらいに行きたいと思ったら、
まず地元のかかりつけ医へ相談してみることが大事です。
さてさて、
まず予約の電話をして、まず初診予約を取ろうとしたところ、
な、なんと、予約時から初診は約半年後!!
それまでは予約でいっぱいだということでした。
そ、そんなに・・・??!
わたしが、受付の方に、
「(半年後のスケジュールなんてわからないのに、)仕事やなんやで予約日を変えたい場合は、どうなりますか?」
と聞くと、
「変更の連絡をした時点で、またその半年後になる可能性がある(申し訳なさそうに)」
とのことでした。
なので、帝京大学病院へ眼科予約を検討の方は、
(斜視以外はわからないけど)
予約時点から半年後に行けるかどうかをあらかじめ確認のうえ、
お電話することをオススメします。
(と言っても、結構難しいよね・・)
び、びっくり。
まぁ、急いでいるわけではなかったし、
大学病院あるあるなんだろうな、と感じて、とくに深くは考えず、
そのとき取ることができた予約日までとりあえず待って、診察を受けることにしました。
(つづく)
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